再就職の技術(2)

職務経歴書の書き方

職務経歴書とは、これまでの自分の職種や内容などを具体的に表示する書面です。職務経歴書は履歴書と違い書式は自由ですが、書式が自由なので人によって差がつきやすい書類だといえます。

職務経歴書の書式は自由ですが、最も一般的なのが自分の職歴を時系列にそって書く方式です。本人にとって書きやすいですし、人事担当も見やすいですからおすすめです。

ただ見やすいかわりに羅列するだけになって人事担当者にアピールしきれないという弱点もあります。職務経歴書を単なる職歴の羅列に終わるのではなく、メリハリをつけアピールできるように注意しましょう。

職務経歴を書く内容は履歴書と重なる部分があります。履歴書と重なる部分で履歴書と同じ感じで書いても何のアピールにもなりません。職務経歴書では履歴書より少し踏み込んで具体的な内容にし、人事担当者にアピールできるよう心がけましょう。

面接の注意点

書類選考を突破するといよいよ面接です。厳しい書類選考を通過してもまた難関が立ちふさがります。面接時間は会社などによってさまざまですが、短時間であることはかわりありません。

この短時間の面接の中で、できる限り自分の長所をアピールしつつ、人事担当者にマイナスなイメージを与えないようにしなければなりません。これが面接の基本です。

面接の際には特に第1印象がよくなるように心がけましょう。人間は相手方を第1印象で決めるケースが多いですが、面接でも同じように第1印象は非常に重要です。そのためには清潔感のある服装や活力のありそうな雰囲気をかもし出せるように対策を立てましょう。

このように第1印象でマイナスイメージを与えないようにし、志望動機などでライバルたちに差をつけられるようにしましょう。「この会社で働きたい」という気持ちを具体的に表現できるように準備しときましょう。